医師の忙しさに理解がない彼女とどう付き合えば良い?

「仕事と私、どっちが大事?」と詰め寄られたら

初めまして。恋愛コラムニストの相沢あいです。今回、「医師と恋愛」をテーマのコラムを執筆するにあたり、医師として働く父や祖父の姿のみならず、医療従事者の方々にリサーチを重ねました。楽しんでいただければ幸いです。

働き盛りのお医者さんは、恋愛に使える時間が限られていますよね。
生涯のパートナーにと考えている彼女がいて、「大切にしたい!」という気持ちがあったとしても、思うように時間を取れないこともあるのではないでしょうか。

仕事を優先するのは仕方ないとはいえ、あまりにも彼女へのフォローが足りていないと、「仕事と私、どっちが大事?」と詰め寄られる日が来るかもしれません。そんなとき、彼女にどう接すれば良いのでしょうか。

 

「仕事」と答えるのはNG!

「仕事と私、どっちが大事?」なんて、最近はドラマや漫画などでも言わないようなセリフ。それをわざわざあなたにぶつけるということは、彼女はかなり切羽詰まっている状態にあるのでしょう。

「私が選ばれていない」という不満が溜まっての言葉ですから、ズバッと「仕事」と答えるのは、たとえそれが本音でも、火に油を注ぐことになってしまい逆効果です。「医学部に6年間通って、研修医を経て、苦労して就いた仕事だし」「急患を救うほうが先決だし」など、反論の言葉が頭をよぎるかもしれませんが、感情的になっている彼女が望んでいるのはそのような言葉ではありません。

 

彼女の気持ちをくんだ言葉とは?

彼女の機嫌を取りたいなら、「もちろん君だよ」だけでは足りません。「じゃあなんで私を大切にしてくれないの?」とさらなる感情をぶつけられたり、急患で呼び出されたときに「私のほうが大事なのに仕事に行くの!」とキレられたりなど、あまり良い結果を得られないでしょう。

彼女のたかぶりをおさえ、再発を防ぎたいなら、どちらかひとつを選ぶのではなく、「二人の未来」を匂わせる必要があります。「君との未来を考えているから、今は仕事を頑張らなくてはならない」と伝えることが大事なのです。クサいと感じるかもしれませんが、効果はてきめん。なぜなら、彼女が望んでいるのは今の充足感だけでなく、明るい未来への確信だからです。

 

「本当に好きか」を考え直すチャンスかも?

寂しさのあらわれとはいえ、「仕事と私、どっちが大事?」と口に出してしまうのは、かなり極端な考え方をする、相手を思い遣る気持ちが乏しい女性である可能性が高いといえます。生涯のパートナーとして、そのような女性を選ぶことに疑問をおぼえたなら、それは彼女との交際を考え直すタイミングにきているのかもしれません。

親から「孫の白衣姿も見たい」と言われていたり、院内で「結婚しないと社会的地位が……」といったプレッシャーをかけられたりしていませんか? もし結婚を焦っているのであれば、一度考え方をフラットにしてみてください。

彼女はあなたの仕事を理解して支えてくれる存在ですか?
彼女はあなたが疲れたときに、心の拠り所になってくれますか?
彼女は老後まで一緒にいたい女性ですか?

考え直してみて、疑問を受け入れられないのであれば、別れも選択肢のひとつだと思います。

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相沢あい(あいざわ・あい)
恋愛コラム二スト/コミュニケーションアドバイザー。早稲田大学人間科学部出身。高校生の時から執筆活動を開始。2004年にミスインターナショナル日本ファイナリスト選出を機に、芸能活動を始める。現在は、コラム執筆・インタビュー原稿作成などを行うライターや、広告やWEBの制作、レポーターとしても活動中。
モテのメカニズムをロジカルに解析する、タイプ別恋愛診断を得意とし、さまざまなメディアで恋愛コラムの連載や、恋愛診断の監修を行う。

相沢あい official site
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