研修医

研修医とは、医学部卒業後、医師国家試験に合格して医師免許を取得し、病院で実地の臨床研修を受けている医師のことです。
手術の立会いや傷の縫合といった実地の技術、看護師とのコミュニケーション能力などを、研修を通して学びます。医学部を卒業した直後の2年間の研修を受けている医師を「初期研修医」、その後の専門的な科目についての研修を受けている医師を「後期研修医」と呼びます。
研修医が研修先の病院を決定する際は、医師臨床研修マッチング制度によって研修医の希望と受け入れ先の医療機関の希望をできるだけ合わせることが可能です。
研修医制度の前身は、1946年に創設された実地訓練制度(通称:インターン制度)です。実地修練制度ではインターン生の身分に関する問題などが生じたため、1968年に廃止となり、現在の臨床研修制度が創設されました。当時、初期臨床研修は努力義務規定でしたが、2004年の新医師臨床研修制度への改正により、2年以上の臨床研修が必修化されました。

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