立ち去り型サボタージュ

立ち去り型サボタージュとは、医療現場における過酷な労働環境に疲弊した医師・看護師などによる退職を指す語です。かつては「逃散」という語が用いられていましたが、小松秀樹氏(現亀田総合病院副院長)が新たに命名しました。
労働基準法に反する長時間労働、過大な責任、患者からのクレームなどがある状況で、労働環境の改善がなされないことに労働意欲を失った結果の辞職を意味します。立ち去り型サボタージュは都市・地方関わらず発生し、周囲に伝播する可能性もあります。そのため医師不足が叫ばれる現代の日本においては医療崩壊につながりかねない現象であると危惧されています。

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