所得控除

所得控除とは、税負担を軽くする制度のことです。
世の中には、結婚して子どもがたくさんいる人、独身の人、持病があり頻繁に病院に通う人など、さまざまな境遇の人がいます。収支は個人で異なりますが、納税は国民の義務です。そのため税金は、税を負担する能力に応じて課税する「税の公平性」という考え方を基本としています。
具体的には、所得税額を計算する際、各納税者の個人的事情を加味して「控除額」を決定し、その額を所得税から差し引きます。所得控除の数は14種類で、「入院や通院をした際の医療費が対象となる医療費控除」「一定の障害がある人が対象となる障害者控除」「妻や夫と死別または離婚して単身のときに対象となる寡婦(寡夫)控除」「配偶者の収入が一定の時に対象となる配偶者控除・配偶者特別控除」などが含まれます。
該当するものがあれば、もちろん医療関係者も所得控除を受けることができます。

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