第三次産業

第三次産業とは、第一次産業や第二次産業に含まれない産業・小売業・商業など、形のない産業のことです。 イギリス出身の経済学者コーリン・クラークが考案した、国の産業を3つに分類する考え方です。一般的に、1人当たりの実質国民所得が高い国では、第三次産業の就業人口が多い傾向にあります。 日本においても、第三次産業の従業者数は全産業の約75%を占めています。かつては第一次産業を基盤とする農業国でしたが、高度経済成長により製造業を中心とした第二次産業の比重が増え、さらに現在は第三次産業の比重が高まっています。 このように、経済発展に伴って産業の比重が第一次産業から第二次産業、第三次産業へと移行していくことを「産業構造の高度化」といいます。

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