医は仁術

医は仁術とは、「医は、人名を救う博愛の道である」(広辞苑)という意味の、日本において古くから医療倫理の標語とされてきた格言です。どんな人間に対しても分け隔てなく医療を提供することが医師としての正しいあり方である、ということを示しています。
貝原益軒の『養生訓』に登場する「医は仁術なり。仁愛の心を本とし、人を救ふを以て志とすべし。」や「医は仁術なり。人を救ふを以て、志とすべし。是れ、人のためにする君子医なり。」が広く知られています。
なお、医は仁術と対比させた、「医療の提供は金儲けである」ことを意味する「医は算術」という言葉もあります。

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