話題の医療ニュースピックアップ

1月の人気記事5選

こんにちは、「次世代ドクターズキャリアLABO」中の人です。
あっという間に2016年も1カ月が過ぎましたね。今月も次世代ドクターズキャリアLABOが医師向けに配信したニュース記事の中から、上位5つをピックアップしました。

4位の「医師を育ててくれるのは患者さんなんです」(毎日新聞医療プレミア)でインタビューに答える谷口恭氏は、4年間の商社勤務後、医学部を再受験した一風変わった経歴の持ち主です。研修医を終了した後はタイのエイズホスピスで医療ボランティアに従事し、現在は太融寺町谷口医院院長を務める傍ら、タイのエイズ患者や孤児を支援するNPO団体の代表も務めています。
これまでにいかに苦労や努力をしたか想像に難くなく、それでいて何気ない調子で自身の転身を語る谷口氏の言葉が印象的でした。

それでは、今月も医師の皆さんが注目した人気記事をご覧ください!

1位 悲惨すぎる医師の収入&過酷労働!過労死やバイトかけ持ちも…学費4千万円、十年勉強の末路(Business Journal)

http://biz-journal.jp/2015/12/post_12791.html

一般的に“高給取り”のイメージが根強い医師という職業ですが、近年は低賃金で長時間労働を強いる“ブラック病院”などという言葉が聞かれることも。公立・私立ともに経営状況が逼迫しているなか、医師を取り巻く現実はどのようなものなのでしょうか。医師免許を持つジャーナリスト・富家孝氏が過酷な医療業界の現実を語ります。

 

2位 医師は診察時にコンピューター画面見過ぎ-患者の不満の一因に(THE WALL STREET JOURNAL. 2015年12月16日付))

http://jp.wsj.com/articles/SB12245266549339404205904581418931967065602

アメリカでは電子カルテの使用が急速に伸びています。それに伴って浮上しているのがコミュニケーションの問題。電子カルテを使う医師は、診察時間の約3分の1をパソコンの画面を見ているといった調査結果も発表されました。都市部の大規模病院では電子カルテ普及率がほぼ100%と言われる日本でも、課題になり得るのではないでしょうか。

 

3位 なぜ医療事故はなくならないのか(PRESIDENT Online)

http://president.jp/articles/-/17020

昨年10月、医療事故の再発防止を目的とした医療事故調査制度がスタートしました。何かと批判もある制度ですが、著者の順天堂大学病院副院長・心臓血管外科教授の天野篤氏は、医師にとっても患者にとってもメリットのある制度だと考えているようです。

 

4位 医師を育ててくれるのは患者さんなんです−谷口恭さん(毎日新聞 医療プレミア)

http://mainichi.jp/premier/health/articles/20160102/med/00m/010/012000c

商社勤務を経て医師に転身という異色の経歴を持つ、太融寺町谷口医院院長・谷口恭氏のインタビュー。「医師の人格も生活も、育ててくれるのは患者さん」と話す谷口医師が、商社マンからの転職の経緯や、医療に対する思いなどについて答えました。

 

5位 日本の医療は周回遅れ? (BLOGOS)

http://blogos.com/article/151492/

以前にエピロギでも執筆いただいた、脳神経外科医の名月論氏のブログ記事です。とあるドラマで発せられた「日本の医療は周回遅れ」というセリフに対し、名月氏が日本の医療の現状と「周回遅れ」であるデメリットについて語っています。

 

(文・「次世代ドクターズキャリアLABO」中の人)

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