東京女子師範学校
東京女子師範学校とは、1875(明治8)年に東京で開校された、日本初の女子教員養成機関です。後に「東京女子高等師範学校」となり、現在は「お茶の水女子大学」になっています。
1873(明治6)年、文部省の顧問として日本の教育制度の見直しをしていたアメリカの教育者・教育行政官のダビッド・モルレーが、「女性が児童を教育する最良の教師として育成する為に、東京府下に一箇ノ女子師範学校を設ける」と提案し、1874(明治7)年に承認。同年11月に開校しました。
修業年限は5年で、地理・歴史・物理学・化学大意・修身学・雑書・修辞・書取・作文・数学(算術・代数・幾何)・経済学・博物学・教育論・記簿法・養生書・手芸・画学・唱歌・体操・授業法・実地授業の講義がありました。
同校の第一期生として、日本の女性で初めて医師免許を取得した荻野吟子が在籍していたことでも知られています。
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