好寿院医学校
好寿院医学校とは、明治天皇の侍医として宮内庁で医師をしていた高階経徳が、晩年に東京の秋葉原で開いた私塾です。
明治時代の日本においては、済生学舎が女子の入学を認めていた時期を除き、女性が医師を目指すには好寿院医学校のような私立医学校で医学を学び、医術管業試験に合格する方法が主流でした。
日本で初めて医術開業試験に合格した女性医師の荻野吟子も、東京女子師範学校を卒業後、好寿院医学校に入学。男子学生に混ざって苦労しながら優秀な成績で卒業しました。
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