形成外科

形成外科とは、身体の傷や変形・整容的な不満足に対し、外科的な手法によって治療を行う科目のことです。先天的、あるいはけがや病気によって生じた身体表面の症状を改善します。傷痕、できもの、褥瘡、皮膚潰瘍、ケロイド、顔面神経麻痺、リンパ浮腫、頭蓋縫合早期癒合症、小児歯科疾患、多指症、合指症、耳介の形態異常、顔や顎の骨変形、口唇口蓋裂、巨大色素性母斑などが治療・診療の対象です。内視鏡やレントゲン、CTなどで検査を行い、手術によって治療を行います。
なお日本には、日本形成外科学会が発足させた専門医制度があり、試験に合格すると「形成外科専門医」の資格を取得することができます。試験を受けるには、2年間の初期臨床研修終えてから、学会認定の研修施設で4年以上の専門研修を行う必要があります。

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