住宅ローン控除

住宅ローン控除とは、所得控除の1つで、住宅ローン返済の負担を軽減するために設けられた制度です。正式には「住宅借入金等特別控除」といいます。
ローンを組んで住宅を購入あるいは新築すると、毎月そのローンの返済義務が発生します。住宅ローンの返済は20年以上かかる場合もあり、非常に負担がかかるため、この制度が設けられています。毎年末の住宅ローン残高または住宅の取得対価のうち、いずれか少ないほうの金額の1%が、10年間にわたり所得税の額から控除されます。所得税から控除しきれない場合は、住民税からも一部控除します。税額からダイレクトに差し引かれるので、金額が把握しやすい点がメリットです。ただし、住宅ローン控除を受けるためには、建物・人に関するさまざまな条件があります。
当然、医師も住宅ローン控除をすることができます。特に開業医の場合、自分の家に併設して病院を建てる場合がありますが、その際も同様に住宅ローン控除を受けられます。

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