医療法

医療法とは、医療や医療機関や医療法人に関する、日本医療の根幹を支える法律です。1948年に制定され、病院や診療所、助産所などに対し、基本的な必要事項を定めており、医療全体の安全確保や地域医療、都道府県の医療計画など、医療に関わるものすべてについて幅広く記載されています。さらに、病院の開設や管理・運営、規模や人員についてなど、実際に医業に従ううえで関わる細かい点についても規定されていて、全部で82条から構成される非常に大きな法律です。
もともと戦前の日本には、「国民医療法」という法律がありましたが、1948年に廃止となり、医療法、医師法、歯科医師法、保健婦助産婦看護婦法が制定されました。
医療法は時代に合わせた医療を行うためにその都度改正が行われ、現在の形に落ち着いています。これまで5回の改正がなされ、現在は第6次の改正案が議論されています。

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