超高齢化社会

超高齢化社会とは、全人口に占める65歳以上の高齢者の割合が21%を超えた社会のことです。国連は高齢者を65歳以上と定義し、全人口に対する高齢者の割合で高齢化社会を区別しています。高齢者の割合が全人口の7%から14%の場合は高齢化社会、14%から21%の場合は高齢社会となります。
超高齢化社会を迎える日本の医療業界では、医療に携わる医療従事者の人口減少が問題となっており、長時間労働や給与が仕事に見合わないなどの現象が起こっています。反対に、介護や治療を必要とする層の人口は増加しているため、さらなる人手不足が懸念されます。このような状況から、患者の病状だけでなく生活ぶりも加味して必要なケアを行う、プライマリ・ケアが長期的かつ継続的な医療として注目されています。プライマリ・ケアを行うためには、医学について総合的な知識を持ち、コミュニケーション能力の高い医師である必要があります。

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