エドウィン・スミス・パピルス

エドウィン・スミス・パピルスとは、紀元前17世紀ごろ、古代エジプトで書かれた外科手術に関する医学書のことです。 1862年、考古物商のエドウィン・スミス氏がルクソールで商人から購入した書物とされていますが、明確な発見場所はわかっていません。 また、同書は人類史上初の医学書であるといわれています。体に負担の少ない外科手術の方法、接骨の方法、医薬品の品質の基準などについて書かれており、時代背景を考えると非常に高度な内容であるといえます。 経験と知識の積み上げによって外科手術の診断と治療方法を記した、外科学的に重要な書物です。

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