エーベルス・パピルス

エーベルス・パピルスとは、紀元前1550年ごろにエジプトで書かれた医学書です。古代エジプト医学について記したもので、1873年から1874年ごろにルクソールでゲオルグ・エーベルスが購入したものといわれています。詳しい発掘場所は明確にはわかっていません。 エーベルス・パピルスの一部には、当時の時代背景から考えて非常に発達した医療行為が行われていたという記述があります。また、心臓は体内の血液供給に重要なことや、うつ病、認知症についても詳細に記されています。 そのほか、妊娠の診断や避妊法、呼吸器疾患、消化器疾患、眼病、皮膚病、虫歯、寄生虫、がんの外科手術や接骨についても解説されています。

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