ベンチャー企業

ベンチャー企業とは、新しいアイディアや技術を用いてサービスを提供・ビジネスを展開している中小規模の企業のことです。明確な定義はありませんが、新興企業と同義で用いられることもあり、成長過程にある企業を指す場合が多いです。しかし、信用度の低さから資金調達がうまくいかず、投資機関の支援に依存しているベンチャー企業も少なくありません。東京証券取引所の株式市場にも公開基準の緩やかなジャスダックやマザーズ等などの市場が設けられているため、最近では株式公開を目指すベンチャー企業も増えています。それに伴い、未上場の企業に投資し、上場や転売で利益を出すベンチャーキャピタルという投資会社も増加傾向にあります。大学発のベンチャー起業も増えており、研究成果を中心に活発化しています。経済産業省により「大学発のベンチャー1000社計画」が実施され、2005年には1,503社に達したと発表されています。

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