助教授

助教授とは、かつて大学などの高等教育機関において教授に次いで置かれていた職階のことです。学校教育法の改正に伴い廃止されており、2007年からは「准教授」が同様の役割を果たしています。
助教授は現在の准教授と同じように、自ら研究に従事している、または学生への教育・研究の指導を行う職階でしたが、教授の補佐が中心業務であるという誤解が広まっていました。「助」という字から英語で「assistant professor」と訳され、海外での研究発表時などで本来の業務内容を理解されなかったことなどが、助教授が廃止された背景にあります。
助教授が「助教」「助手」と同一であると誤解されるケースもありますが、これらは区別されています。

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