自由開業医制度

自由開業医制度とは、施設基準を満たせば医師はどこでも自由に病院を開業・経営し、自由に科を標榜することができる制度のことです。
ただし、医療計画では都道府県ごとに医療圏が設定されており、基準病床数が策定されているため、特定の地域に必要な病床数は決められています。特定の医療圏に存在する病院と診療所の病床数の合計が基準病床数を超える場合は、原則、新病院の開設や増床はできません。しかし、病床を持たない診療所(クリニック)は自由に開業できます。
国民皆保険制度、フリーアクセスと並ぶ、日本における医療制度の大きな特徴であると言えます。

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