道教

道教とは、「儒教」「仏教」と並ぶ、中国三大宗教の1つに数えられる中国固有の宗教です。「道家」「道学」とも呼ばれます。
発展の経緯から、道教は「神仙思想」と「老荘思想」の2つの側面を持ちます。神仙思想とは、神・仙人の世界に到達し、不老不死になることを目的とする思想です。一方、老荘思想とは、老子・荘子などが説いた、宇宙の根源的存在としての「道」に則った無為自然の清浄な行いを重視する思想です。このほか、陰陽思想や仏教などの影響を受けています。
道教の源流は、後漢末の張陵や張角が広めた「五斗米道」「太平道」です。呪術的な治療が中心だった五斗米道と太平道は、広く民衆に信仰されました。六朝時代になると、仏教徒の抗争を通じて他の思想を取り入れ教義を確立、貴族のあいだでも信仰されました。
日本でも、「陰陽道」「風水」「武士道」などに道教の考え方が取り入れられています。

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