第一次産業

第一次産業とは、農業、林業、漁業、狩猟、採集など、自然の恩恵を利用して収入を得る産業のことです。 イギリスの経済学者コーリン・クラークによって考案された概念で、国の産業を第一次産業、第二次産業、第三次産業の3つに分類しています。 日本の全産業に占める第一次産業の就業人口構成比は、1950年には48.6%とほぼ半分を占めていましたが、1985年には9.3%と10%を割り込む水準にまで低下。その後も減少を続け、2005年には4.9%となりました。「肉体労働」「汚い」「危険」などのネガティブなイメージが大きな要因と考えられています。また、就業者の高齢化による後継者不足が深刻な問題となっています。

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