EPA(経済連携協定)

EPA(経済連携協定,Economic Partnership Agreement)とは、ヒト・モノ・カネの移動に関する制限を撤廃・削減することを目的とした、2つ以上の国または地域間で締結される協定です。 物品・サービス貿易の自由化を定めた「FTA(自由貿易協定)」の内容に加え、貿易以外の分野である人の移動、投資、政府調達、二国間協力など、幅広い経済関係の強化を目的としています。 日本は農産物の自由化へ抵抗してきたことから、中国や韓国のようにASEAN諸国とのFTA交渉を進められずにいました。 この立ち遅れを取り戻すために推進したのがEPAです。2015年3月時点で、日本はシンガポール、メキシコ、マレーシア、チリ、タイ、インドネシア、ブルネイ、ASEAN全体、フィリピン、スイス、ベトナム、インド、ペルー、オーストラリア、モンゴルとEPAを締結しています。また、同時点において、カナダ、コロンビア、韓国、トルコなどの国々と交渉中です。

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