軍医

軍医とは、軍隊構成員としての医師、医務に従事する武官を指す言葉です。
軍医は、衛生下士官、衛生兵、看護人、看護婦などと同様に衛生要員として数えられます。衛生要員とは、傷病者の診療を行う非戦闘員です。かつての日本軍にも、衛生部と呼ばれる部に軍医が存在していました。森鴎外や石黒忠悳、石井四郎、小泉親彦、高木兼寛、斎藤茂太、岡田国太郎、林忠次郎などが代表的です。当時の衛生部は、軍医・薬剤・歯科医・衛生に細かく分類されていました。現在の日本における自衛隊では「医官」と呼ばれており、「診療に従事する隊員（自衛官または技官）のうち医師資格のあるもの」がこれに当てはまります。

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