時間外労働

時間外労働とは、「残業」のことです。労働基準法では、1日8時間、1週間で40時間が原則とされています。これ以上の労働をすることを「法定残業」「時間外労働」と呼びます。この場合、雇用者は労働者に基礎賃金の1.25倍以上の割増賃金(残業代、残業手当などとも呼ぶ)を払わなければなりません。ただし、所定労働時間が1日8時間以内であった場合、1時間残業をしたとしても「法定残業」ではなく「法内残業」となるため、雇用者は通常の賃金を払えば問題ありません。
現在、日本のさまざまな企業で時間外労働の多さが問題となっています。これは医師も同様で、特に勤務医の労働時間については、日本だけでなく世界中で大きく問題視されています。現在は医師不足が影響し、男性勤務医はほぼ全年代、女性勤務医も50歳近くまで過剰労働を強いられている状況です。また、時間外の過剰労働は過労や突然死、自殺につながる問題とされています。

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