医師が情報収集に使うアプリランキング
医師は普段どんなアプリを使って情報収集をしているのでしょうか?医師の情報収集に関するアンケート調査から、医師に人気のアプリについてランキングにしてみました。
調査の条件
- 調査対象
- 医師の情報収集に関するアンケート調査に回答した1,824名の医師
- 質問方法
- 「【任意】情報収集時に利用するアプリなどがありましたら教えてください」として自由回答形式で質問
- 集計方法
- 記入のあった241件のうち、「特にない」や「ブラウザ」などの回答を除き、特に具体的なアプリ名の回答のあった107件の回答を集計しランキング化
医師が情報収集に使うアプリ TOP10
医師が情報収集に利用するアプリのランキングTOP10は以下のようになりました。
医師ではm3アプリを情報収集に利用することがやはり最も多いようです。その他、HOKUTO、PubMed、UpToDate、M2PLUSなどの医療者向けのアプリが多く利用されています。
一方で、TwitterやYahoo!、Google、Youtubeなど一般向けのアプリの利用も多い状況となっています。
それでは、上記の回答のうち、医療者向けのアプリについて紹介していきます。
・m3
医師30万人以上が登録する医師向け情報サイトm3.comのアプリ版です。医療ニュースや臨床に関する最新情報、コミュニティ機能などm3の代表的な機能がアプリから活用できます。
・HOKUTO
医師向けの臨床支援アプリです。ガイドライン、薬剤情報やMSD、論文に関する情報まで1つのアプリで完結して利用できます。
・PubMed
医学論文検索サービスPubMedのアプリですが、公式のアプリはなく、Google Play、App Storeそれぞれ複数の非公式アプリがあって機能を使えるようになっています。
・UpToDate
臨床意思決定支援サービスや情報を提供するUpToDateの公式アプリです。音声検索にも対応しているほか、医師の生涯学習支援の機能も備わっています。
・M2PLUS
医学電子書籍ストアM2PLUSの公式アプリです。アプリ用に表示を最適化したアプリケーション版と、元々の書籍の形態を残したeBook版があり、検索機能やメモ機能なども備わっています。
・ケアネット
ケアネットが運営するサービスのアプリ版で、医療情報のまとめを提供するeディテーリングmobileや、動画コンテンツを視聴できるCareneTVプレミアムなど複数のアプリがあります。
・ヤクチエ
リクルートの提供する薬剤師向けのアプリで、医薬品の添付文書の検索や臨床検査の情報について調べることができます。
以上、医師が情報収集に使うアプリについて紹介しました。「これは使っていなかったけど使えそう」など、参考になるものがありましたら日常の業務に役立ててみてはいかがでしょうか?
(文=エピロギ編集部)
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