医師が眠い時はやっぱりアレ?もうひと踏ん張りしたい時のアイテム。

医師は残業に加えて当直やオンコールなども日常的にしていることが多く、普段から寝不足という方もいらっしゃるのではないでしょうか。日中に眠くなったときにどのように乗り切っているのか、3名の医師の方にご紹介いただきました。
おちば先生(腎臓内科医)
昼過ぎにカルテ入力中、どうしようもない眠気に襲われることはよくありますよね…その対策として、あえて机を離れて「散歩がてら病棟回診」がおすすめです。
ベッドサイドではリハビリ中の患者さんやスタッフから思わぬ情報が得られ、適切な診断やマネジメントにつながるきっかけになることも。歩くことで運動不足も解消できて健康維持にもつながります。
眠気対策と業務効率向上を兼ねた一石二鳥の方法として、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
おちば先生(腎臓内科医)

腎臓内科医。男性医師の育児休業や、J-OSLER・内科専門医試験についてなど、ご自身の体験をもととした記事をブログやXにて発信中。
[X]@autumnleaveskid
[ブログサイト]https://ikuji-doctor.com/
joslerの犬先生(腎臓内科専攻医)

とにかく絶対眠ってはいけない時は辛いものや刺激物などは得意では無いので、痛覚を刺激するように頑張っています。ほっぺをつねったり、太ももをつねったり、ボールペンでチクチク刺激したり。貧乏ゆすりや立って作業すること等も効果的かと思います。
私が研修医の頃は、レクチャーを聴く時などはどうしても眠くなるのでよく「立って聞いてもいいですか?」と言って立ってました。

でも付け焼き刃に過ぎないので、できればコーヒーなどカフェインを摂取して昼寝し、カフェインが効いてくる頃に目が覚める、所謂「コーヒーナップ」が一番効果的だと思います。
joslerの犬先生(腎臓内科専攻医)

腎臓内科専攻医。noteを中心とした、医学生や若手医師向けの初期研修マッチング攻略法や参考書、勉強ツールの紹介や、Xのスペースを活用しての勉強会実施など、精力的に活動。
でじすたねっと先生(内科医)

どうしても眠いときにはブラックコーヒーをたくさん飲むことで乗り切っています。
ボトルコーヒーの大きなものがコストパフォーマンスがよいので自宅や病院に常備しています。本当に忙しい時期には900mLのコーヒーのペットボトルを常時持ち歩いて直接飲んでいました。健康に悪影響である印象はあるのですが、仕事が忙しいときなどにはコーヒーの量で攻めるのが一番効くので、ボトルコーヒーに頼ってしまいますね。
でじすたねっと先生(内科医)

内科医。ブログやSNSを通して、iPad活用方法や最新iPadの選び方など、デジタルツールを活用した効率的な学習法を紹介している。2024年10月には医師向けの病棟業務ToDo管理と症例管理を統合したアプリ「MOTiCAN」を開発。
[X]@digista_net
[ブログサイト]https://digista.net/
まとめ
立ったり歩いたりなど姿勢を変えたり、物理的に刺激を加えたりといった対策やカフェイン摂取など、身近な方法の中でも自分に合ったものを選んでアレンジされていることがうかがえます。
この記事を読まれている方は普段、眠気が襲ってきたときにはどのように対処されていますか?よければ3名の医師の方のアイデアを参考に、自分に合いそうな方法を試してみてはいかがでしょうか。
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