話題の医療ニュースピックアップ

8月の人気記事5選

こんにちは! 「次世代ドクターズキャリアLABO」中の人です。
9月の訪れと同時に、急に寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回注目を集めた医療ニュースの中で、個人的に興味深かったのが、「NEWS ポストセブン」に掲載された『医学大国キューバ 医療サービス無料で先進国と同等の水準』です。54年ぶりに米国との国交が回復し注目を集めたキューバですが、人口10万人あたりの医師数は、日本の230人に対し672人と、隠れた医療大国とのこと。

国によって医療事情も医師のキャリアもさまざま。日本でも医師のキャリアが多様化している今、ときには海外の医療事情に目を向けてみるのも、ご自身のキャリアを考える上で何かしらプラスになるかもしれません。

1位 “自宅看取り40万人時代”へ、体制づくりが急務!(日経デジタルヘルス)

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/EVENT/20150810/431485/

年間死亡者数が167万人に達する2040年頃には、病院で看取りができない人が40万人にのぼる見込みです。メディヴァ代表取締役の大石佳能子氏は講演で、この"自宅看取り40万人時代"に必要な体制として、在宅医療に特化した在支診を現在の56クリニックから2,000クリニックに増やす必要があると説いています。
講演では、ICTを活用した在支診の運営事例も紹介されました。

 

2位 米国で最も稼ぐ医師たち 上位15分野の年収(Forbes)

http://forbesjapan.com/translation/post_7201.html

アメリカで一番稼げる専門医はこれだ!
2014年4月から1年間のデータを元に、分野別の専門医の収入トップ15が発表されました。
データの提供元は医療系人材派遣機関AMN Healthcareと、その子会社のコンサルティング会社Merritt Hawkins & Associates。
Merritt Hawkinsのシニア・バイス・プレジデントTravis Singleton氏は、「この数字は需要と供給の関係を正確に反映している」と述べています。

 

3位 医師の体重をひざで受け止め、手術中の腰の負担を軽減(日経デジタルヘルス)

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20150713/427523/

何時間にもわたる手術を日々続けることは、執刀医の肩や腰に大きな負担を与えます。千葉大学フロンティア医工学センター准教授の川平洋氏は、こうした外科医の身体的負担の軽減を目的として開発中の機器を発表しました。

 

4位 医学大国キューバ 医療サービス無料で先進国と同等の水準(NEWSポストセブン)

http://www.news-postseven.com/archives/20150803_339713.html

先日、54年ぶりにアメリカとの国交を回復させ、世界の注目を集めたキューバ。
日本ではあまり知られていませんが、実は"医学大国"として広く知られており、すべての国民が基本的に無料で医療サービスを受けられます。
人口10万人あたり医師数はなんと日本の3倍近い672人で、さらに全医師の1/3は発展途上国の支援や災害支援のため海外に派遣されています。

 

5位 医療被ばくを低減する画像システムを杏林大学医学部付属病院に導入-SJM(QLifePro)

http://www.qlifepro.com/news/20150806/an-imaging-system-kyorin-university-hospital-of-sjm-is-introduced-to-reduce-the-medical-exposure.html

2015年7月より、東京・三鷹市の杏林大学医学部付属病院に3次元位置情報ナビゲーションシステム「MediGuideテクノロジー」が導入されました。
従来、不整脈などの心臓手術ではカテーテルの位置を把握するためX線による透視が不可欠でしたが、このシステムの導入により、通常の手技の流れと同じやり方で被ばく量を大きく軽減できるとされています。

 

(聞文・「次世代ドクターズキャリアLABO」中の人)

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